一人暮らしの食費、月2万円でやってみたいと思ったことがある。
「食費を削れば貯金できるはず」って、私もそう思ってた。でもノートに1食あたりの金額を書き出してみたら、1食222円。
おかず1品と主食でギリギリの数字。
結局、2万円に近い金額で食費を切り詰めて、2週間で肌荒れして仕事中ぼーっとするようになり挫折。今は月30,000円前後で落ち着いてる。
2万円を目指す前に、1食222円の中身を計算してみてほしい。「無理」って気づくところから、自分に合った金額が見えてくるから。
食費2万は1食222円|ノートに書き出して気づいた現実

月20,000円÷30日÷3食=1食あたり約222円。
この数字だけ見ると「いけそう」な気もする。でも実際にノートに1日の配分を書き出してみると、ぜんぜん甘い。
朝ごはんに100円使うとする。納豆ごはんなら納豆1パック40円+ごはん30円+インスタント味噌汁40円で110円。ギリギリ。
昼を200円に抑えたとして、夜に使えるのは367円。鶏むね肉100gが80円、野菜に100円、ごはんで30円。ここまでで210円。
残り157円で味噌汁と調味料をまかなう計算になる。ノートにここまで書いて「……なんか、すでにきつくない?」って思い始めた。
しかも調味料って月単位で見ると意外とかかる。醤油、味噌、みりん、油……全部足すと月1,500〜2,000円くらい。
「あれ、調味料入れたら足りなくない?」
ノートに数字を並べてようやくわかった。1食222円は「食材の値段」だけの話じゃない。調味料、米、油まで入れた「全部込みの金額」。
さらに外食を1回でもしたら、その日の食費は一気に500〜1,000円上がる。月の食費が2万円なら外食ゼロか月1回が限界。
ちなみに、総務省の家計調査(2025年)によると一人暮らしの食費平均は月約44,000円。2万円はこの平均の半分以下。
「調べてみたら平均の半分以下じゃん……」って、そこでようやく「相当きつい目標なんだな」って実感が湧いてきた。
それでも当時の私は「気合いでいける」と信じてた。
2万を目指して体調を崩した→「削らないもの」を3つ決めた

ノートの計算では厳しそうだったけど、「やってみなきゃわからない」って気合いで突っ込んだ。
結果、2万円どころか1万円台にまで削ろうとして大失敗。朝は食パン1枚か抜き、昼夜は納豆ごはんか冷凍うどん。肉も野菜も「高い」と減らしていった。
最初の1週間は「意外とやれるかも」と余裕があった。異変が出たのは2週間目。肌荒れが始まり、仕事中にぼーっとする時間が増えて、夕方になると疲れが抜けない。
帰り道で「もう無理だ」ってなった。2週間で挫折。
「2万円で厳しいのに、1万円台なんて無茶だった」——数字が体でわかった瞬間。
この失敗のあとに決めたのが「安心ライン」。削っちゃいけないものを3つだけ決めるやり方。
1つ目、朝ごはん。朝を抜くと午前中ぼーっとして仕事にならない。
2つ目、野菜。2週間の肌荒れの原因は明らかにここだった。「安いから」と真っ先に減らしたものが、いちばん体に出た。
3つ目、たんぱく質。鶏むね肉か豆腐か卵、どれか1つは毎日食べる。
「安心ライン」を決めてから、食費は「とにかく安く」じゃなくて「この3つを守った上でいくらになるか」で考えるようになった。
具体的にどうやって安心ラインを組み立てたかは、別の記事にまとめてる。

2万→3万にしたら月1万円分の余裕ができた

安心ラインを決めて食費を整理したら、落ち着いた金額は月23,000円くらい。コンビニとデリバリーをやめて、冷凍うどんと納豆ごはんを定番にして、買い物は3日分ずつ。
23,000円で「食べる」には困らない。でも余裕はゼロだった。外食は月1回が限度で、疲れた日にスーパーのお惣菜を買い足す……なんて選択肢はなかった。
2025年に入ってからは物価高もあり、今は月30,000円前後になってる。仕組みは変えてないけど、スーパーの食材が値上がりした分だけ自然に上がった形。
「2万から3万に変えただけでそんなに違うの?」って思うかもしれない。でも月1万円分の差ってけっこう大きい。
外食が月2〜3回できる。疲れた日にお惣菜を1つ買い足せる。「今月もう無理」ってお菓子を我慢する日がなくなった。
「食費を切り詰めて生活してる」っていう感覚がなくなる。これがいちばん大きかったかもしれない。
食費の中身やルールは下の記事にまとめてるので、金額のイメージを確かめたい人はそっちを見てもらえたら。

「3万で本当に足りるの?」って不安な人向けには、内訳を全部出した記事もある。
食費より先に固定費を見直した方が大きかった

食費を2万に削ろうとしてた頃、毎日の3食を計算してお菓子も我慢して……正直かなりしんどかった。
でも通信費を見直したら、スマホの乗り換えだけで月5,700円浮いた。大手キャリアの月6,800円が楽天モバイルで月1,100円。年間にすると約68,000円。
食費を1万円削るのは2週間で体を壊した。でも通信費の見直しは、申し込みに15分かかっただけ。あとは毎月自動的に5,700円浮き続けてる。
「食費を削る努力」と「固定費を見直す手間」、どっちが効果あるかって言ったら圧倒的に後者。
私は食費を削ることに必死になってる間、通信費には手をつけてなかった。「固定費だし仕方ないか」ってスルーしてたんだよね。
食費2万が無理だと気づいたからこそ、「削るべきは食費じゃなくて固定費だった」って視点に変わった。
固定費の見直しをどこから始めたかは、順番ごとまとめた記事がある。

通信費の見直しは食費と違って一度やれば終わる。「食費2万は無理だったけど、固定費で5,700円浮かせるのは楽天モバイルに乗り換えるだけでできた」——これが食費を切り詰めて失敗した私のいちばんの学び。



25歳・事務職2年目。
手取り20万円、貯金60万円からの一人暮らし。
「我慢する節約」じゃなくて安心して暮らせる仕組みをつくりたい🍅