手取り20万円、実家暮らし。社会人1年目の1年間で、貯金60万円を貯めた。
「社会人1年目ってどのくらい貯金できるんだろう」って、私も入社直後に何回もスマホで調べた。出てくるのはFPの解説記事ばかりで、同じくらいの手取りの人がリアルにどう貯めたのか、全然見つからなかった。
結果から言うと、ボーナス全額貯金+月1〜2万円をコツコツで、ちょうど1年で60万円。ソニー生命の2026年調査だと社会人1年目の平均貯蓄額は56万円らしいから、そこからちょっとはみ出たくらい。ただ中身を見ると、ボーナスに助けられた部分がかなり大きい。
社会人1年目の収支を全部出す|実家暮らしで60万円が貯まった内訳

2022年4月に新卒で就職して、実家から通勤していた1年間の話。
親に「食費と光熱費で3万くらい入れてくれたら助かる」と言われて、毎月3万円を家に入れていた。金額は親が提示したもので、自分で決めたわけじゃない。「3万なら払えるかな」とそのまま受け入れた形。
手取り20万円から3万円を引いた残り17万円が、自由に使えるお金。毎月の支出はだいたいこんな感じだった。
- 実家に入れるお金:30,000円
- スマホ代(大手キャリア):約6,800円
- 交際費・推し活:20,000〜40,000円
- 美容(月割り):約6,000円
- 交通費・日用品・衣服:約12,000円
- サブスク:約3,800円
- その他雑費:約4,000円
合計すると月の支出は平均で約93,000円。手取り20万円から引くと、毎月の貯金は1万〜2万円くらい。
「月2万貯金」と書くとそこそこに見えるけど、実際は月によってかなり波がある。推しのライブがある月は交際費が4万を超えて、貯金はほぼゼロ。何もない月だけ2万円くらい残る感じ。
平均すると月1.7万円。
月の貯金だけなら、1年で約20万円。60万円には全然届かない。
じゃあどうやって60万円になったかというと、ボーナス。年2回の合計で約40万円を全額貯金に回した。
月貯金の約20万円+ボーナス40万円=合計60万円。ぴったり社会人1年目で到達した形。
正直、ボーナスがなかったら1年で60万円は無理。「コツコツ貯めた」と言えばそうだけど、実態は「ボーナスに助けられた」のほうが近い。
で、この60万円を持って一人暮らしを始めたら、初期費用に約50万円が消えた。手元に残ったのは10万円。「あんなに貯めたのに」ってちょっと笑えたけど、あの1年がなかったら一人暮らし自体を始められなかった。
初期費用で50万円が具体的にどこに消えたかは、こっちに全部書いてある。

社会人1年目で60万円、何ヶ月かかる?|条件別に3パターン計算してみた

「結局、何ヶ月あれば貯まるの?」が一番気になるところだと思う。
私の場合はさっき書いた通り12ヶ月。でもこれは「ボーナス全額貯金」+「実家に月3万円」という条件が揃っていたから成り立った話で、条件が変われば期間も全然変わる。
「もし自分だったら?」のヒントになるように、私の実数値をベースに3パターン出してみた。
【私の実績】ボーナスあり+実家に月3万円 → 12ヶ月で60万円
月の支出が平均93,000円。手取り20万円から引いた月の貯金が平均1.7万円くらい。12ヶ月で約20万円。
そこにボーナス40万円を足して、ちょうど60万円になった。
【もしボーナスがなかったら】月1.7万円ずつだけで60万円を目指すと、約35ヶ月。3年近くかかる計算。この差を見ると、社会人1年目の貯金でボーナスがどれだけ大きいかがわかる。
【もし実家に月5万円入れてたら】月の自由に使えるお金が15万円に減る。支出をそのまま変えなければ月の貯金はほぼゼロになって、ボーナス40万円だけが頼り。
60万円到達まで1年半。月の貯金がゼロでも、ボーナスがあれば何とか届く計算。
【もしボーナスなし+実家に5万円だったら】月の貯金がゼロで、ボーナスもない。これだと60万円は正直かなり厳しい。目標額を40万円に下げるか、月の交際費を絞って2万円ずつ貯めるか、どっちかを選ぶしかなかったと思う。
こうやって並べてみると、社会人1年目で貯金できる額は「ボーナスの有無」と「実家にいくら入れるか」で全然違ってくる。私は運よく両方の条件が味方してくれたパターン。
自分の手取りとボーナスと実家に入れる金額がわかれば、同じように逆算できる。ざっくりでいいからスマホのメモ帳に書き出してみると、「あと何ヶ月か」がぼんやりした不安じゃなくて数字になる。
一人暮らしを始めたあとの先取り貯金のやり方と口座の分け方は、こっちにまとめてある。

社会人1年目のうちにやっておいてよかったこと

社会人1年目の貯金は「60万円を貯めること」がゴール。でもお金以外に、実家にいるうちにやっておいてよかったことが2つある。
手取りから逆算して家賃上限と生活費をノートに書き出した
引越しの前に、ノートで「手取り−貯金−生活費=家賃上限」の逆算をした。
「家賃って手取りの何割がいいんだろう」と調べたけど、割合だけ見てもピンとこない。だから手取り20万円から毎月貯金したい額(2万円)を先に引いて、残りの18万円で生活費と家賃を割り振る形にした。
生活費はネットで「一人暮らし 生活費 平均」を検索して、食費3万・光熱費8,000円・通信費7,000円……みたいにざっくり書き出した。実際は引越してみたら想定と違うところもあったけど、「だいたいこのくらいかかるんだな」を先に知れたのが大きい。
この逆算をしたことで家賃の上限が自分の中で決まって、物件探しのときに「ここは無理」「ここは払える」をすぐ判断できた。不動産屋で予算以上の部屋を見せられても、数字の根拠があるから断れる。
一人暮らしを始めたあとの家計管理と、手取り20万円の生活費内訳はこっちに書いてある。

引越し時期を繁忙期からずらして初期費用を抑えた
私は5月に入居した。2〜4月の繁忙期を避けた形。
繁忙期を避けた理由は2つ。引越し費用が高くなることと、物件の選択肢が減ること。どっちも不動産屋のサイトで見て知った情報。
実際、5月だと物件の競争が落ち着いていて、礼金ゼロ・敷金1ヶ月の物件が見つかった。「繁忙期だったら同じ条件で見つかったかわからない。初期費用がもっとかかって60万円じゃ足りなかったかもしれない」。時期をずらしたのは正解だったと思う。
もちろん、仕事の都合や引越し先の空き状況で時期を選べない人もいる。ただ、もし「いつ引越してもいい」状態なら、繁忙期を外すだけでお金の面ではかなり助かる。
社会人1年目の貯金60万円のうち50万円が初期費用で消えたから、ここを少しでも削れたのは本当に大きかった。
手取り20万円・実家暮らしの社会人1年目、1年間で貯金60万円。ボーナスに助けられた部分が大きかったし、60万円のうち50万円は初期費用に消えた。それでも、実家にいるうちにノートで逆算しておいたおかげで、引越し後の家計管理にすんなり入れた。「貯めた」だけじゃなくて「数字の感覚がついた」のが、社会人1年目の1年間で一番大きかった気がする。
一人暮らしを始めてからの給料日ルーティンと「お金が残る仕組み」は、こっちにまとめてある。




25歳・事務職2年目。
手取り20万円、貯金60万円からの一人暮らし。
「我慢する節約」じゃなくて安心して暮らせる仕組みをつくりたい🍅