一人暮らしを始めて最初の数ヶ月、なんとなく「お金かかりすぎじゃない?」と思ってた。
手取り20万円。貯金もしたいし、友達とごはんにも行きたい。なのに月末になると残高が心もとない。
一人暮らしってこんなにお金かかるのか。漠然とした不安だけがあった。
で、ある日ノートに全部書き出してみた。家賃、光熱費、スマホ代、保険、食費……。
全部並べたら、「かかりすぎ」の正体が見えた。そこから見直して、月に約1万円減らせた。
手取り20万円の生活費、全部書き出してみた

一人暮らし2ヶ月目、住民税の天引きが始まって手取りが減った。それがきっかけで、自分が毎月いくら使ってるのか初めてちゃんと書き出した。
固定費(毎月ほぼ同じ金額で出ていくもの)
- 家賃:61,000円(管理費込み)
- 光熱水道:約7,500円
- 通信費:11,300円(大手キャリア6,800円+光回線4,500円)※見直し前
- 保険(県民共済):2,000円
- 住民税:約8,000円
- サブスク:3,800円(4つ)※見直し前
固定費だけで月93,600円になった。手取りの約47%。
ここに食費が月35,000円くらい、交際費や美容・日用品で月20,000〜30,000円くらい。全部足すと月の支出は15万円前後になる。
手取り20万円から引いたら、残るのは5万円あるかないか。
全部足してみて思ったのは、「高い」じゃなくて「固定費の割合がこんなに大きいの?」ということだった。なんとなく「食費が多いのかな」と思ってたけど、実際は毎月同じように出ていく固定費が手取りの半分近くを食ってた。
固定費の一覧と見直し後の金額は別の記事にまとめてある。

疑ってなかった出費が一番ムダだった

固定費を書き出して、真っ先に「高いな」と思ったのは家賃。でも家賃は引越さないと変えられない。
問題は、家賃以外で「高い」とすら思ってなかった出費のほう。
通信費がそうだった。大手キャリアのスマホ代が月6,800円、光回線が月4,500円で合わせて月11,300円。でも実家暮らしのときからスマホ代はこのくらいだったし、光回線も「家にWi-Fiがあるのが普通」だと思ってた。
疑う対象にすら入ってなかった。
サブスクも同じ。動画配信、音楽、電子書籍読み放題、アプリの有料版で月3,800円。1つ1つは1,000円前後だから「まあいいか」で続けてたけど、4つ並べたら年間45,600円になる。
「かかりすぎ」の正体は、金額が大きいものじゃなくて、金額に気づいてないものだった。家賃みたいに「高い」と自覚してる出費は対処のしようがある。
怖いのは「こんなもんでしょ」と思って毎月払い続けてるやつ。
見直した順番と変わった金額

見直しは「効果が大きくて手間が少ないもの」から手をつけた。全部一気にやったわけじゃなくて、半年くらいかけて1つずつ。
通信費:月11,300円→月3,278円
一番変わったのが通信費。
大手キャリア(月6,800円)から楽天モバイルに乗り換えて月1,100円になった。月5,700円の節約。
手続きはスマホだけで10分くらいだった。3ヶ月も放置してたのに。
光回線も同じタイミングで楽天ひかり(月約4,200円)に切り替えた。元の回線は月4,500円だったから、ほぼ変わらない。
ただ、一人暮らし3年目にふと「楽天モバイルって使い放題なのに、なんで光回線も払ってるんだろう」と気づいた。解約したら月約2,000円の節約になった。
通信費だけで月約8,000円減った。年間にすると約96,000円。
見直しの詳しい流れはこっちに書いてある。

サブスク:月3,800円→月2,300円
4つあったサブスクを、いったん全部解約して様子を見た。
そしたら暇な時間が増えて、コンビニとカフェに寄る回数が増えた。削った分が別の場所から出ていくのは想定外だった。
結局、動画配信と音楽の2つだけ戻した。月1,500円の節約になった。
食費:月35,000円→月30,000円
コンビニ通い(週3回×800円)とデリバリー(月2〜3回)をやめて、自炊の仕組みを整えた。月5,000円くらい減った。
冷凍うどんと納豆ごはんの2択をレギュラーにして、買い物は3日分ずつ。凝った自炊はしてない。
ただ、2025年以降は物価高でスーパー代が上がって、今は月30,000円前後(2026年5月時点)。仕組みは変えてないけど、食材の値段が上がった分がそのまま乗ってる。
固定費の見直しをどこからやったかは別の記事に書いた。

合計:月約14,500円の節約
通信費8,000円+サブスク1,500円+食費5,000円=月約14,500円。タイトルで「月1万円」と書いたけど、実際はそれより多い。
年間にすると約174,000円。月1万円あれば推し活の遠征1〜2回分くらい。そう考えると、わりと大きい。
削っていいもの・削ると後悔するもの

見直してよかったものがある一方で、削って失敗したこともある。
食費を1万円台まで下げようとしたことがあった。朝ごはんを抜いて、昼も夜も納豆ごはんか冷凍うどんだけ。2週間で肌が荒れて、仕事中もぼーっとして、「これは違う」と気づいた。
朝ごはん・野菜・たんぱく質は削らない。それが私の安心ライン。
食費の挫折については別で詳しく書いた。

逆に削らないと決めたものもある。
推し活と友達とのごはんは「元気の源」だから残した。先取り貯金の月2万円を決めるときも、推しのライブがある月に月末がきつくならない金額にした。
我慢で節約しても続かない。
県民共済(月2,000円)も残した。貯金が少ない時期に、もし入院したら終わる。月2,000円で「何かあっても最低限は大丈夫」と思えるなら、それは安心代。
削っていいかどうかの基準はシンプルで、「なくなったとき不安になるかどうか」だけ。不安にならないなら削る。不安になるなら安心代として残す。
かかりすぎの正体がわかれば、見直すのは数個だけ

一人暮らしのお金がかかりすぎると感じたとき、全部を削ろうとしなくていい。
私も最初は「どこもかしこも高い」と思ってた。でも全部書き出したら、かかりすぎの正体は数個の固定費だった。通信費とサブスク、この2つだけで月9,500円変わった。
全部削る必要はない。正体を見つければ、見直すのは数個だけで月1万円は変わる。
大事なのは「何にいくら払ってるか」を一度並べてみること。金額は変わってなくても、中身が見えただけでなぜかちょっと落ち着くよ。



25歳・事務職4年目。
手取り20万円、貯金60万円からの一人暮らし。
「我慢する節約」じゃなくて安心して暮らせる仕組みをつくる🍅