県民共済のメリット・デメリット|月2,000円で加入中の25歳一人暮らしが正直に思うこと

メリットもデメリットも 加入中の25歳の本音 📉 固定費見直し
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保険のことなんてよくわからないまま、県民共済に入った。

一人暮らしを始めて5ヶ月くらい経った頃、友達に「保険入ってる?」と聞かれて、そういえば何もしてないと気づいた。3〜4日かけて調べて、月2,000円の総合保障2型に決めた。

加入してしばらく経ってから「県民共済 デメリット」で検索して、正直ちょっと不安になった。60歳以降は保障が下がるとか、手術の保障がないとか、知らなかったことがいくつも出てきた。

ただ、全部調べた上で「いまの自分には県民共済で足りてる」と思えた。実際に加入して感じたメリットと、後から知ったデメリット6つ、それでも続けてる理由を振り返った。

県民共済のメリット4つ|月2,000円で加入して実感したこと

メリット

県民共済の総合保障2型に入って1年以上になる。加入前は「安いから最低限」くらいの気持ちだったけど、使ってみて「安い」以外にも助かった部分がいくつかある。

掛金が月2,000円で固定費を圧迫しない

一人暮らしの固定費の中で、県民共済の月2,000円は一番小さい。家賃61,000円、通信費3,278円、光熱水道7,500円。そこに月2,000円が加わっても、正直そこまで痛くなかった。

保険を調べ始めた頃、民間の医療保険は月3,000〜5,000円が相場だった。貯金を増やすフェーズで月5,000円の保険を続けるのは厳しい。月2,000円なら先取り貯金の月2万円を減らさなくて済んだ。

選ぶ手間がない(パッケージ型で迷わなかった)

県民共済は「総合保障2型」を選ぶだけだった。入院・通院・死亡・後遺障害が全部セットになっていて、自分で組み合わせを考える必要がない。

ネット保険も調べたけど、入院日額をいくらにするか、手術保障をつけるか、先進医療をどうするか。選択肢が多すぎて途中で疲れた。保険の知識がほぼゼロの状態で「正しい組み合わせ」を選べる自信がなかった。

「とりあえずこれで最低限は備えられる」。その安心感で動けたのが大きかった。

割戻金で実質負担が減る

県民共済は毎年3月の決算で余剰金が出ると、割戻金として返ってくる。8月に掛金の引き落とし口座へ自動で振り込まれるから、加入者側で手続きはいらない。

割戻率は都道府県や年度で変わるけど、総合保障型で約30%前後の実績がある年もあった(2024年度実績・都道府県により異なる)。月2,000円×12ヶ月=年間24,000円の掛金に対して、仮に30%なら約7,200円が戻る。実質の月負担は1,400円くらいになる。

最初の8月に口座を見て「あれ、入ってる」と気づいた。金額自体は数千円だったけど、払いっぱなしじゃないのは地味にうれしかった。

申込が10分で終わった(健康告知もシンプル)

ネット申込はスマホで10分くらいで終わった。5ヶ月も放置してたのに。

民間の医療保険だと医師の診査が必要なケースもあるけど、県民共済は健康告知だけ。質問項目に「はい」「いいえ」で答える形式で、診断書の提出は不要だった。書類の少なさも決め手のひとつだった。

5ヶ月悩んでたのが何だったんだろう、というのが正直な感想。

県民共済のデメリット6つ|加入前に知っておきたいこと

デメリット

県民共済の総合保障2型(月2,000円)に実際に入ってみて、あとから知って「これは先に知りたかったな」と思ったことが6つある。

60歳以降に保障が下がる

県民共済は60歳を境に保障内容が変わる。

たとえば交通事故の死亡保障は1,000万円→700万円、病気の死亡保障は400万円→230万円に減る(2026年5月時点・総合保障2型)。入院の日額も下がる。

60歳以降が一番病気のリスクが高いのに、そこで保障が薄くなるのは構造的な弱点。ただ、25歳の自分にとっては「35年後の話」で、その頃には貯金も生活も変わってるはず。いまこの瞬間の判断材料としては優先度が低かった。

85歳で保障が終わる(終身保障がない)

一生続く保障がほしい人にとっては、ここが一番気になるかもしれない。65歳以降は熟年型に自動移行して、85歳で保障が終了する。

独身で扶養家族もいない25歳が、85歳以降の保障を気にして月の掛金を増やす必要はないと判断した。

病気による死亡保障が少ない(総合保障2型で400万円)

総合保障2型の病気死亡保障は400万円。家族がいて「自分に何かあったときに残したい」と考える人には足りない。

ただ、独身で扶養家族がいなければ死亡保障の優先度はそもそも高くない。葬儀費用くらいの備えと考えれば400万円でも十分だった。

手術・先進医療の保障が基本コースにない

総合保障2型には手術の保障と先進医療の保障がついていない。手術や先進医療をカバーしたいなら「入院保障型」を追加するか、医療特約をつける必要がある。

これは正直、加入してから知った。「入院保障=手術もカバーしてくれるもの」だと思い込んでいた。

ただ、健康保険の高額療養費制度で月の自己負担に上限がある(区分エで57,600円。2026年8月から約61,500円に引き上げ予定)。手術代が何十万円になっても、窓口で全額払うわけじゃない。

だから「いまは基本コースだけでいい」と判断した。

保障のカスタマイズができない(医療と死亡がセット)

県民共済の総合保障型は、入院・通院・死亡・後遺障害がセットになった「パッケージ型」。「医療保障だけ手厚くしたい」「死亡保障はいらない」という選び方ができない。

民間の医療保険なら、入院日額・手術保障・先進医療を自分で組み合わせられる。でもそのぶん選ぶのに時間がかかるし、保険料も上がる。

パッケージで月2,000円、選ぶ手間がない。自分にとっては「全部入りで考えなくていい」がメリットだった。

クレジットカード払いに対応していない

県民共済は口座振替のみ。クレジットカード払いに対応していない。

楽天カードに固定費を集約しようとしたとき、県民共済だけカード払いにできなくて地味に困った。ポイントもつかないし、マネーフォワードMEのカード明細にも出てこない。

月2,000円、年間でも24,000円。楽天カード(還元率1%)で払えたとしてもつくポイントは年240円分で、家計管理の工夫で対応できる範囲だった。

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口座振替のまま家計管理を崩さなかった工夫はこの記事にまとめてある。

デメリットを全部知った上で県民共済を続けてる理由

続ける理由

デメリットを6つ並べた上で、それでも県民共済を続けている。理由は「いまの自分の条件」で判断したから。

判断の軸になったのは3つ。

20代独身で扶養家族がいない。死亡保障に手厚さを求める必要がなかった。

高額療養費制度で月の医療費に上限がある。自分の所得区分(区分エ)だと月約6万円が上限。民間の医療保険で高額な保障を積む必要性が低かった。

貯金がまだ少ない時期だった。月2,000円なら固定費を圧迫しない。生活防衛資金を貯めるのが先で、保険に月5,000円かける余裕はなかった。

「民間保険と比べて割高かどうか」は条件次第で変わる。20代の保険料は安いから、同じ保障内容なら民間の方が安くなるケースもある。ただ自分は「最低限の安心を月2,000円で置いておく」のが目的で、保障の手厚さを追い求めていたわけじゃない。

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県民共済だけにした判断の詳しい経緯はこの記事にある。

県民共済だけでいい人・足りない人の分かれ目

分かれ目

県民共済のメリットとデメリットを見て、「自分はどっちだろう」と迷う人もいると思う。判断の分かれ目は「いまの自分の条件」に関係するかどうか。

県民共済だけで十分なケースは、自分のような条件。20代独身で扶養家族がいない。死亡保障の優先度が低い。

貯金を増やすフェーズで、保険に月5,000円以上かけるのが厳しい。

入院しても高額療養費制度で月の自己負担に上限があるから、保険で高額な保障を積まなくても生活が破綻するリスクは低い。

県民共済だけだと心配なケースもある。扶養家族がいて死亡保障を手厚くしたい。持病があって通院・手術が多い。

60歳以降も同じ水準の保障がほしい人や、先進医療を使いたい治療の可能性がある人も、県民共済の基本コースだけでは足りなくなる。

どちらに当てはまるかわからないときは、高額療養費制度の自己負担上限を調べてみるといい。自分の所得区分で月いくらが上限になるか。それを知るだけで「どこまで保険で備えるか」の判断がしやすくなる。

自分の条件で判断するのが難しいなら、FPの無料相談を使うのも手。マネードクターなら保険だけじゃなく家計全体の相談ができるから、「いまの自分に必要な保障」を一緒に整理してもらえる。

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20代で保険に入るべきかどうかの判断を振り返った記事はこちら。

まとめ|メリットもデメリットも「いまの自分に関係あるか」で判断する

まとめ

県民共済のデメリットは確かにある。60歳以降の保障低下、終身保障がないこと、手術・先進医療が基本コースに含まれないこと。全部事実で、目をそらすものじゃない。

一方で、月2,000円の固定費負担、選ぶ手間がないこと、割戻金で実質負担が減ること。メリットも実感として残っている。

大事なのは「いまの自分に関係あるか」で判断すること。25歳独身で扶養家族なし、貯金を増やすフェーズの自分には、月2,000円で最低限の安心を置いておけるのが県民共済だった。

デメリットを知らずに入ったら不安になる。メリットだけ見て入っても、あとから「知らなかった」が出てくる。両方知った上で「いまの自分には関係ない」と判断できたら、それが安心になる。

プロフィール
とまと

25歳・事務職4年目。
手取り20万円、貯金60万円からの一人暮らし。
「我慢する節約」じゃなくて安心して暮らせる仕組みをつくる🍅

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