手取り20万円で一人暮らしを始めたとき、生活費がいくらかかるのか見当もつかない。
ネットで調べても出てくるのは平均値ばかりで、「私の手取りで実際どうなの?」がどこにもなかった。
一人暮らし4年目の今、家計簿をつけて毎月の内訳が見えるようになった。手取り20万円で余裕があるわけじゃないけど、好きなことを削らずに月2万円貯金できてる。
手取り20万円・一人暮らしの生活費内訳

私が毎月払っている生活費の内訳はこんな感じ。
| 項目 | 金額 | ひとこと |
|---|---|---|
| 家賃 | 61,000円 | 管理費込み・1K |
| 光熱水道 | 7,500円 | 夏冬は+2,000円くらい |
| 通信費 | 3,278円 | 楽天モバイル(無制限) |
| 保険 | 2,000円 | 県民共済 |
| 食費 | 30,000円 | 自炊7割・外食3割 |
| 日用品 | 5,000円 | ドラッグストア中心 |
| 趣味・娯楽 | 8,000円 | サブスク2,300円+推し活 |
| 交際費 | 10,000円 | 友達とのごはん・カフェ |
| 美容 | 6,000円 | 月割り |
| 交通費・衣服 | 5,000円 | 月によって変動 |
| 予備費 | 6,000円 | 急な出費用 |
| 先取り貯金 | 20,000円 | 自動振込 |
※住民税(月約8,000円)は給与から天引き済み。手取り20万円はその分を引いた後の金額。
支出合計:約144,000円+貯金20,000円
残りは約36,000円。余裕たっぷりとは言えないけど、急な出費にも焦らない金額が残る。
最初は「手取り20万で余るわけない」と思ってた。でもバランスを先に決めて、固定費と食費を見直してから「残る」ようになる。削ったんじゃなくて、出ていく順番を整えた感覚に近い。
家賃61,000円|「安心して帰れる家」を選んだ理由

物件を探してたとき、駅近・築浅で7万円超の部屋にもかなり惹かれた。
帰ってからノートで逆算してみた。手取り20万−貯金2万−生活費の目安=家賃に使える上限。そこに7万を入れると毎月の生活費がカツカツになる。数字で見たらすぐにわかった。
最終的に選んだのは、駅徒歩8分・管理費込み61,000円の1K。
「駅近・新築」より優先したのは治安と帰り道の明るさだった。内見は昼と夜の2回行って、夜の道が暗くないか、管理人さんが常駐してるかを確認した。繁忙期(2〜4月)を避けて5月に入居したから、比較する時間もあった。
一人暮らしの家賃は「手取りの3割以内」とよく聞くけど、数字だけで決めるより「その家賃を払っても生活費が回るか」を自分の手取りで逆算したほうが安心だった。
初期費用の内訳は別の記事に全部まとめてある。

食費は月30,000円|1万円台で体調崩して決めた「安心ライン」

食費1万円台チャレンジの失敗
一人暮らし半年くらいのとき、食費を1万円台にしようとした。朝は食パン1枚か抜き。昼も夜も納豆ごはんか冷凍うどん。肉と野菜は「高い」と思って減らした。
2週間で肌が荒れた。仕事中にぼーっとする日が続き、夕方は疲れが抜けない。数字だけ見て「いける」と思い込んでたけど、体は正直だった。
今の食費の回し方
その失敗から、「朝ごはん・野菜・たんぱく質は削らない」という安心ラインを決めた。
朝は納豆ごはんかゆで卵とパンの2択。夜はスーパーの野菜と鶏むね肉か豆腐で味噌汁と一品を作る。冷凍うどんと納豆ごはんが自炊のレギュラーで、凝ったものは作らない。
買い物は3日分ずつ、週3回くらいで1回15〜20分。
仕組みを整えた直後は月23,000円くらいで回ってた。でも2025年以降、米も野菜も卵も値段が上がって、今は月30,000円前後。仕組みは同じでも物価が上がった分だけスーパー代が増えた。
食費の節約で変えたことと残したことは別の記事にまとめてある。

固定費で一番効いたのはスマホ代の見直しだった

スマホ代 月6,800円→3,278円
一人暮らし2ヶ月目に住民税の天引きが始まって、手取りが減った。固定費を見直さないと、と思ったのはそのタイミング。
でも「格安SIMって大丈夫なの?」が気になって3ヶ月放置した。遅そう。めんどくさそう。なんかあったとき不安。そういう漠然とした心配ばかりで、調べる気が起きなかった。
重い腰を上げて調べて、UQモバイルと最後まで迷ったけど、自分の生活に合ってたのは楽天モバイル。手続きはスマホだけで10分くらいで終わった。3ヶ月も放置してたのに。
大手キャリア時代は月6,800円。乗り換え直後は3GBで月1,078円まで下がった。
年間にすると約68,000円の節約。68,000円あったら推し活の遠征費にも足りる。
その後、一人暮らし3年目に光回線(月約4,200円)も解約した。楽天モバイルが使い放題なのに、なんで光回線も払ってるんだろう、と気づいたのがきっかけ。解約してスマホ1本にしたら通信費は月3,278円(2026年5月時点・税込)だけになった。
保険は県民共済 月2,000円にした
保険は、友達に「入ってる?」と聞かれて初めて動いた。一人暮らし開始から5ヶ月くらい放置してた。
3〜4日かけて民間医療保険・共済・ネット保険を比較した。20代・独身・扶養家族なし。高額療養費制度で月の医療費には上限がある。
民間保険で月3,000〜5,000円払うほどのカバーは今の自分には過剰だと判断した。月2,000円の県民共済で最低限の安心を置けた。「とりあえずこれでいい」の入口だった。
美容・趣味・交際費は「安心代」として予算に入れる

サブスクを4つ(月3,800円)から2つ(月2,300円)に減らしたとき、最初は一度全部解約してみた。
暇な時間が増えて、コンビニとカフェに使う金額が増えた。削った分が別の場所から出ていくのは想定外だった。本当に使ってたものだけ再契約した。
美容院は2ヶ月に1回。コスメはプチプラ派で、新作はすぐ買わず口コミ見てから。月6,000円くらい。
推し活と友達とのごはんは「元気の源」だから削らない。上限だけ決めて、その中で楽しむ。
我慢は節約じゃない。安心できる形を見つけるのが節約、というのが今の実感。
月2万円の先取り貯金と予備費で急な出費に焦らなくなった

貯金は「残ったら貯めよう」だと残らなかった。
給料日の翌日に楽天銀行から貯金用口座へ月2万円を自動振込する仕組みにしてから、やっと毎月貯まるようになった。最初は手動で振り込むつもりだったけど、3ヶ月忘れた。自動にしたら何も考えなくていい。
月2万円にしたのは、月3万円だと推し活やごはんがある月にきつかったから。我慢しないで続く金額を探した結果がこの額。
月2万円×12ヶ月=年24万円。ボーナスは3割プチ贅沢・7割貯金で、合わせると年52万円ペース。
予備費6,000円は「急な出費用の枠」として毎月とってある。冠婚葬祭とか家電の故障とか、月によって使い切ることもあるし余る月もある。この枠があるだけで、突然の出費に焦らなくなった。
家計全体の確認はマネーフォワードME(無料版)で週1回、日曜の夜にチェックしてる。
貯金の仕組みや給料日にやってることは別の記事にまとめてある。

手取り20万円の一人暮らし家計簿は「安心の記録」だった

一人暮らし4年目の今、家計簿を見て思うのは「我慢の記録」じゃなかったということ。
家賃は安全を優先して抑えた。食費は体調を崩してから安心ラインを決めた。美容や推し活は「元気の源」として予算に残した。
この3つの軸が決まったら、数字が安定した。
手取り20万円で完璧にやりくりできてるわけじゃない。月によっては予備費を使い切ることもあるし、物価が上がれば食費も上がる。でも「何に使って、何を守ってるか」が見えてるから、不安は減った。
家計簿は、自分が何に安心を感じてるかを知るためのものだった。
固定費をカードにまとめた話はこっちに書いてある。



25歳・事務職2年目。
手取り20万円、貯金60万円からの一人暮らし。
「我慢する節約」じゃなくて安心して暮らせる仕組みをつくりたい🍅