一人暮らしを始めたとき、保険のことは正直あとまわしにしてた。
実家では親が加入してくれていた医療保険の被扶養者で、自分の保険について考えたことがなかった。「いずれ自分で入り直しなよ」と親には言われてたけど、何から調べていいかわからないまま5ヶ月放置した。
結論から言うと、私は県民共済の月2,000円だけにした。20代で保険に入るべきかどうかは人によるけど、自分の手取り・貯金・家族構成で考えたら「最低限だけ」が今の答えだった。
20代で保険に入るべきか、5ヶ月放置して出した答え

手取り20万円、独身、扶養家族なし。貯金は一人暮らしの初期費用を払って手元に10万円しか残ってなかった時期。この状況で整理したのは3つだった。
自分が死んだとき誰かにお金を残す必要があるか。入院したとき自己負担はいくらか。今の貯金と手取りで無理なく払える保険料はいくらなのか。
5ヶ月も放置してたのは、調べれば調べるほど「で、結局どうすればいいの?」がわからなくなったから。保険のサイトを開いても種類が多すぎて、途中で画面を閉じることを何回か繰り返した。
動き出してからは3〜4日で決まった。判断基準がはっきりしたら、選ぶのは早かった。
「保険入ってる?」で重い腰が上がった

一人暮らしを始めて5ヶ月くらい経った頃、友達と話してるときに「保険入ってる?」と聞かれた。
「入らなきゃと思ってるんだけど…」と答えたら「え、まだ入ってないの?」と言われて、急に焦った。
実家にいた頃は親の保険に入れてもらっていたから、自分で加入する手続き自体が初めてだった。社会人になったとき「いずれ自分の名義で入り直す必要があるよ」と親に言われてたのに、何から調べていいかわからなくてずっと先延ばしにしてた。
友達に聞かれなかったら、たぶんあと半年くらい放置してたと思う。
死亡保障は最初に外した

重い腰を上げてスマホで調べ始めたとき、最初にはっきりしたのは「死亡保障はいらない」ということだった。
独身で扶養家族がいないなら死亡保障はいらなかった
死亡保障って、自分が死んだあとに残された家族の生活費を補うためのもの。独身で扶養家族がいない私には、誰かにお金を残す必要がなかった。
これに気づいただけで、選択肢がかなり減った。保険の比較サイトには「万が一のために」と書いてあるけど、20代独身の「万が一」は死亡よりも入院や手術のほう。死亡保障を外せると知っただけで、何を比べればいいかが絞れた。
入院しても月6万円くらいで収まると知った
保険を調べていくうちに「高額療養費制度」の存在を知った。
ざっくり言うと、健康保険に入っている人は、1ヶ月の医療費に上限がある仕組み。手取り20万円くらいの収入なら「区分エ」に該当して、上限は月60,600円(2025年8月改正後の金額)。
100万円の手術をしても、自己負担は約6万円で済む。全額自分で払うわけじゃないと知って、正直ほっとした。
ただ、「じゃあ保険いらないじゃん」とはならなかった。上限が6万円でも、貯金が10万円しかない時期にいきなり6万円の出費は痛い。差額ベッド代や食事代は制度の対象外だし、働けない間の生活費もある。
全額自己負担じゃないとわかった上で、「貯金が少ない今、最低限の備えだけは置いておきたい」と思った。
県民共済の月2,000円にした理由

民間医療保険・共済・ネット保険を3日比較した
3〜4日かけて、民間の医療保険・共済・ネット保険を調べた。
民間の医療保険は月3,000〜5,000円くらいが相場だった。保障は手厚いけど、手取り20万円で固定費を削ろうとしてる時期に月5,000円は重たい。今の自分にはオーバースペックだと感じた。
ネット保険は選択肢が多すぎて、途中で疲れてしまった。比較サイトを3つくらい見たけど、どれも「おすすめ10選」みたいな記事ばかりで、結局どれがいいのかわからなくなった。
県民共済は月2,000円で、入院・通院・手術の最低限がカバーできた。
「貯金が少ない時期の最低限」で選んだ
最終的に県民共済の総合保障2型に決めた。選んだ基準はシンプルで、「今の手取りと貯金で無理なく続けられる最低限」だった。
月2,000円なら固定費に組み込んでも生活に影響が出ない。しかも毎年8月に割戻金が数千円戻ってくる。実質の負担はもう少し軽い。
ネット申込で、操作自体は10分くらいで終わった。5ヶ月も放置してたのに。
県民共済を選んだ経緯の詳細は別の記事に書いた。

保険を調べてて怖いなと思ったこと

調べてる途中で「これは気をつけないと」と思ったことが2つある。
ひとつは、「とりあえず入っておけば安心」で高い保険に入りそうになったこと。月5,000円の保険でも年間60,000円。手取り20万円の3%が、よくわからないまま保険に消えるところだった。
「とりあえず」で選ぶと、あとから見直すのもめんどくさくなる。
もうひとつは、ネットの情報が多すぎて途中で止まったこと。比較サイトはどれも「この保険がおすすめ!」と書いてあるけど、自分の状況に当てはまるかどうかは別の話。手取り・貯金・家族構成が違えば答えも変わるのに、一般論を読んでるうちに判断できなくなった。
結局「ライフステージが変わったら見直す前提で、今の最低限を選ぶ」と決めたことで動けた。完璧な保険を探そうとして止まるより、今の自分に合う最低限を選んで、状況が変わったらそのとき考え直せばいい。
県民共済にもデメリットはある。気になる人は先に読んでおくと判断しやすいかもしれない。

月2,000円で安心を置いた、その後の話

県民共済に入ってから変わったのは、通帳を見るときに「保険どうしよう」がなくなったこと。金額は小さいけど、「何もしてない不安」がなくなっただけで気持ちが楽になった。
保険は固定費の一部。自分の手取り・貯金・家族構成で考えて、今の自分に必要な分だけ持っていればいい。結婚したり、子どもができたりしたら、そのとき死亡保障を足すかどうかを考えればいいと思ってる。
20代で保険に入るべきかどうかの答えは、「自分の状況を整理してから決めていい」だった。焦って高い保険に入る必要はないし、放置し続ける必要もない。
固定費全体の見直し順は、通信費→保険→サブスクの順番でやった。保険だけじゃなく固定費全体を見直したい人はこっちの記事にまとめてある。




25歳・事務職4年目。
手取り20万円、貯金60万円からの一人暮らし。
「我慢する節約」じゃなくて安心して暮らせる仕組みをつくる🍅