一人暮らしを始めたばかりの頃、銀行口座は給与振込用の1つだけだった。「余ったら貯金しよう」と思ってたのに、月末に残高を見るたび「あれ、また減ってる」の繰り返し。
口座が1つだと、生活費と貯金の境目がない。「残高がある=使っていい」って脳がバグる。
結局、銀行口座を2つに分けて自動振込を設定したら、何もしなくても月2万円ずつ貯まるようになった。手取り20万円・25歳の私がやった「口座の分け方」と「勝手に貯まる仕組み」の話。
銀行口座を2つに分けた理由と、私の分け方

「口座を分けるべきか」で迷ってから、実際に動くまで3ヶ月かかった。
「口座増やしたら管理がめんどくさくなりそう」「振込手数料かかるんじゃないの」って、ずっと後回しにしてた。でも口座1つのままだと毎月の残高がじわじわ減っていく。「余ったら貯金」は、私には無理だと気づいた。
そこで口座を「給与口座」と「貯金用口座」の2つだけに分けることにした。
給与口座は楽天銀行。ここに給料が入って、家賃・光熱水道・通信費・楽天カードの引き落としもぜんぶこの口座にまとめた。引き落としが1つの口座に集まってると、「今月いくら出ていくか」がマネーフォワードMEの画面だけでわかる。
楽天銀行を給与口座にしたのは、楽天カードの引き落としと相性がよかったから。楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にしておくと、楽天市場でのポイント還元率が上がるし、普通預金の金利もちょっとだけ上がる。
あと給与を受け取ると他行への振込手数料が翌月3回無料になるのも大きかった。
貯金用口座は、楽天銀行とは別のネット銀行で作った。スマホアプリで残高を確認できるけど、キャッシュカードは引き出しに持ち歩かない。「見えるけど使えない」状態にしておくのがポイントだと思う。
なぜ別の銀行にしたかというと、同じ銀行だとアプリを開いたときに貯金用の残高が目に入って「ちょっとくらい使ってもいいか」ってなりそうだったから。
銀行が違うと、わざわざ別のアプリを開いて、暗証番号を入れて、ATMまで行って……ってハードルが上がる。この「めんどくささ」が、貯金を守ってくれてる。
2つの口座の役割はこう分けた。
【私の口座の分け方】
- 給与口座(楽天銀行):給料の受け取り、家賃・光熱水道・通信費・カードの引き落とし、生活費の引き出し
- 貯金用口座(別のネット銀行):毎月2万円の自動振込先。基本触らない
「口座を分ける」って聞くと大げさに感じるかもしれないけど、やったことは「ネット銀行の口座をスマホで1つ作った」だけ。申し込みから開設まで、だいたい1週間くらいだった。
「勝手に貯まる仕組み」はスマホだけで作れた

口座を2つに分けたあと、次にやったのは「自分の手を動かさなくても貯金される仕組み」を作ること。
楽天銀行には「毎月おまかせ振込予約」っていう機能がある。ざっくり言うと、毎月決まった日に決まった金額を自動で振り込んでくれるサービス。給料日の翌日(26日)に貯金用口座へ2万円を自動振込するように設定した。
設定はスマホの楽天銀行アプリからやった。「振込・支払」→「毎月おまかせ振込予約」→振込先と金額と日付を入れるだけ。10分もかからなかった。
しかも楽天銀行で給与を受け取っていると、他行宛の振込手数料が翌月3回無料になる(※2026年4月時点、ハッピープログラムへのエントリーが必要)。貯金用口座への自動振込は月1回だから、無料枠の中で収まる。振込手数料がかかると思って後回しにしてた3ヶ月は何だったんだろうってちょっと笑えた。
あとは管理をラクにするために、マネーフォワードMEで口座を連携した。無料版だと連携できるのは4件まで(※2026年4月時点)なんだけど、私は3件しか使ってない。
- 楽天銀行(給与口座)
- 貯金用口座(別のネット銀行)
- 楽天カード
この3件を連携しておくと、「今月いくら使ったか」「貯金がいくら貯まってるか」「カードの引き落としがいくらか」が1つのアプリで全部見える。
確認は週1回、日曜の夜に5分くらい。マネーフォワードMEを開いて残高と支出をざっと眺めるだけ。家計簿をつけてる感覚はほぼない。
先取り貯金の具体的なやり方はこっちの記事で詳しく書いた。

家計簿が続かなかった頃に試行錯誤して「仕組み化」にたどり着いた話はこっち。

口座を分けて、自動振込を設定して、アプリで連携する。この3つをやっただけで、毎月2万円が勝手に貯金用口座に移動するようになった。半年で12万円。1年で24万円。数字で見ると「あっ、ちゃんと仕組みになってる」ってホッとする。
口座は2つで足りる?3つ以上にしなかった判断

「銀行口座 分け方」で調べると、「3つに分けよう」「4つ持とう」って書いてある記事が多い。「生活費用」「貯蓄用」「投資用」「緊急予備費用」みたいに細かく分けるやり方。
正直、読んだときは「そこまでやらなきゃダメなのかな」って不安になった。
でも私は2つのままにした。理由は2つ。
ひとつは、口座が増えると管理がめんどくさくなるから。マネーフォワードMEの無料版は4件しか連携できないし、口座が3つ4つになると「どの口座にいくら入ってるっけ」が把握しにくくなる。
私は封筒管理で「複数に分けると続かない」って失敗してるから、シンプルな方がいいって体感でわかってた。
もうひとつは、投資用の口座はまだ必要ないと思ったから。手取り20万円で一人暮らしを回しながら月2万円を貯めるので今はいっぱいいっぱい。投資を始めるとしても、まず貯金がある程度たまってからでいいかなと思ってる。
「3つ目の口座、いつ作るの?」って聞かれたら、たぶん「貯金が生活費の半年分くらいになったら考える」と答えると思う。今はまだそこまで余裕がないし、2つで回せてるうちは2つでいい。
固定費を楽天カード1枚に集約した経緯はこの記事に書いた。口座を分ける前にカードの引き落としを整理しておくと、管理がもっとラクになる。

まとめ|口座2つ+自動振込で貯金は仕組みになる

口座を1つから2つに分けて、自動振込を設定しただけで、「余ったら貯めよう」が「勝手に貯まる」に変わった。
やったことはこれだけ。
- 給与口座(楽天銀行)と貯金用口座(別のネット銀行)を持つ
- 楽天銀行の「毎月おまかせ振込予約」で給料日翌日に月2万円を自動振込
- マネーフォワードME(無料版)で3件連携して、週1回確認
口座を分けること自体はスマホで10分もあればできる。自動振込の設定もアプリから10分。合わせて20分くらいの手間で、あとは毎月勝手に2万円が移動していく。
「口座を3つ以上持たなきゃ」って焦らなくてもいい。まず2つに分けて、自動で回るようにする。それだけで、貯金は意志の力じゃなくて仕組みになる。


25歳・事務職2年目。
手取り20万円、貯金60万円からの一人暮らし。
「我慢する節約」じゃなくて安心して暮らせる仕組みをつくりたい🍅